食欲はストレスに関係する!?
【仕事と身体の関係_vol.4】
~身体から世の中を見る~
アドバンスドボディ代表
濱崎秀範
◆仕事という持久戦を生き抜くための身体の整えかた◆
アドバンスドボディの
基本的な考えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー仕事は常に決戦だけではなく、持久戦の積み重ねにより
決戦までの準備ができることになる。実際のプロジェクト実現には行動の積み重ねである「持久力」が必要になる。
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その為に、
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■ 持久戦に強い身体になる方法とは
1.運動:適度な運動を心がける2.食事:生活習慣病など気をつける
3.メンタル管理:心の健康
4.習慣:痛みや重さの出にくい習慣にする
5.自己管理:身体、歯などの管理
※整えているという意味合い
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前回は、あまり運動しない40代の女性の事例でお話しました
今回は、強い身体になる方法として
2.食事:生活習慣病など気をつける
をお伝えします。
■本当にストレスで食べてしまうのか
私たちは何となく、
「ストレスで食べてしまう」という風に言いますが実際はどのような影響で「食べて」しまうのか
調べてみると、
エネルギー摂取量はストレスだけの要因ではなく、現代人は様々な要因で食生活が管理しにくい状況です。
糖質制限派とそうでない派がいらっしゃると思いますが、今回は、「栄養素」を特定して制限するということではなく、人が必ずもっている「食欲」について焦点をあてていきます。
食生活について質問すると、男性でも女性でも、「お酒を飲まないとお菓子を良く食べる。」
「甘いものを一切食べないというかたは、お酒を飲むという」という傾向です。
実際、人間の身体は糖分をエネルギーに変える働きをしています。
■糖質とは?
「糖分」というのは、みなさんのお話を聞いていると、
人が「毎日生活することに本当に欠かすことができないな」と感じることがあります。
厚生労働省が、「エネルギー・栄養素」
ということで資料を出しているので、その一部分を抜粋してお話します。
■ストレスだけではない人間がエネルギー摂取しようとする行動原因
実際に、「エネルギー摂取量に影響を与える要因」ということで、単純に食べたいから食べるのではなく
外的な要因も影響があるということで、研究報告があり
興味深いと感じたのが、
【個人の内的心理・要因】
・ストレス
・意図的コントロール
・日本人のエネルギー摂取量
【外的・社会的要因】
・TV の食品広告
・TV 視聴
・会食
・スナック摂取
・食品の価格
このような影響も「食事」をするエネルギー摂取という
行動には強い影響があるそうです。
お酒にしても、おいしそうにゴクゴク飲むテレビのCMを見ると、なんだか飲みたくなるのと同じで広告にも、人間は強い「食欲」を刺激されるのです。
電車の中、街中、インターネット、さまざまな場所で、「美味しそうだな」という視覚的な事も、食べ過ぎになりやすい環境だということを理解していくことも、食生活の管理ということにとって重要な意味をもちます。
これは、国は違えど道にはコンビニがあり通貨さえあれば食の利便性(すぐ手に入る)がある、現代の豊かさも原因です。
今回、この資料から読み取れることは、飲食にはストレスなどの内的要因、外的要因も影響を強くうけ食生活が乱れやすいという、環境下に「いつもあるという」ことを忘れないということですね。
では、毎日の生活の中にこのような事に気をつけながらエネルギー摂取量をコントロールしていくにはどうすればいいか―
それは、習慣の管理です。
■習慣の管理
私は、質とバランスは必要ですが好きなものを制限して生活すると、それを我慢することで逆にストレスに思い、結局長く続かないという患者さんを見てきました。
そのような方には、少しづつ毎日の日常に、「習慣の変化を取り入れてもらい」
不調の無い身体の状態に移行していただく、お話をしています。急激なダイエットと同じで、「急な変化」は習慣化するのが大変で「徐々に生活に取り入れ習慣化する」ということは、
マラソンで言う長距離を走る為にウォームアップから最初は始め、身体が温まってきたらだんだん走るピッチを上げていくということと似ています。
多くの人が、「長距離走るのに、いきなり全力で走ってしまい途中で息切れしてしまう。」
それは当たり前のことで
習慣の「質量」をしだいにあげていくということが正解です。
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まとめ
2.食事:生活習慣病など気をつける
★確実にストレスと外的関係が結びつくことを理解する
★ストレスで食べてる⇒食欲にブレーキをかける
★ストレスを感じる⇒菓子類など、食に関する広告にも気をつける
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日本人の食事摂取基準2015年策定検討会」報告書の内容で、
他にも神経器官的な働き、「空腹感─満腹感調節機構」の作用が、自然に体の中でおこっている動きなのでそこも「持久力」ということに交えて次回はお伝えします。
この記事を書いた人
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アドバンスドボディ代表
・一般社団法人心身健康研究所代表理事
・トータルバランスアプローチ創案者
・世界健康長寿学会正会員
・NPOユニバーサルスポーツ
イベントコーディネーター
(障害者を含むスポーツイベント企画)
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