足の長さって、単純じゃないってよ。


■足の長さから見る「ゆがみ」


 

以前、PCと(姿勢の補正はセットで)とういう記事を書いた
ゆがみを見る場合、左右、前後、廻旋(ねじれ)を
全身、頭、首、肩、腕、手、胸、骨盤、股関節、膝、足首など
正確に、判断ができるよう自分の目と手感覚、
これまでの経験を積み上げてきました。

なぜ、このような目を養ってきたかと言うと、

1.ゆがみがある、

2.脊髄を含めた関節の動きが悪い(可動性)

3.内臓体壁反射している
(内臓の疲れは体壁に反射するという考え)

この1、2、3、の観察方法からです

またこの逆の、3、2、1という見方もあります。

その他、同じように照らし合わせてみているのが、

1.内的要因 (病気・内臓・精神・感情など)

2.外的要因 (気候・温度・事故・外傷など)

3.習慣的要因 (飲み物・食べ物・肉体的・精神的・環境的など)

このような事から、

最善の改善方法を導きだしています。

 

■本当に足の長さがわかるのか


 

巷で扱われている話として「足の長さの話」をしましょう。

一般的に写真を撮って、ゆがみを見る測定方法の場合、
細かい四角いマスや、センサーの、フィルターを通して全身を

「どちらが、下がっていてどちらが。。。。」というように、

体全体の各部位を総合的に、見ています。

・・・・

 

■足の長さは関節を動かしてみなければわからない。


 

アドバンスドボディの場合、「ゆがみ」に関してまったく別の見方で観察していて

具体的には、触ってみて、関節の動きづらさによって、関節の間隙(隙間のこと)判断してます。

また、今までの事例と比べ、より客観的に見れるよう、

感覚力というメソッドを磨き、論理的に導きだすように考えてきました。

※前後、左右、回転などをして関節のテストをしてみれば
動きにくい方と動きやすい方がわかります

 

 

本当にしっかりと見て観察してみると仰向けに寝て、かかとの左右つけ、比べてみると片方の足は長いのだけど立ってみると短くなる場合が多々あります。

そこには、

足が短い、長いというレベルの話ではなく

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隙間が狭い→少し短くなる
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こういう場合があるんですね。

 

■体重がかかっている状態で、はたして本当にゆがみがわかるのか?


 

総合的に見るとそれをカバーするように

無意識に患者さんが習慣的に、よくやっている立ち方をしていてさらに、骨盤や股関節、膝などが位置を変え自動補正をしているケースです。

 

 

■感覚力+技術力がないと実際は長さがわからない


 

なので、簡易的に撮影してわかっても、単純に「全体的にゆがみ」をみるということは、本来の人間の構造的に無理があると感じるのです。

体重がかかっている状態⇔歪みは発見できない

このように、考えています。

事故後や変形性、外反母趾など寝かせて、体の体重が左右の足の2点にかかっていないからこそ見えてくるものがあるのです。

私達の手技療法は、

・手から伝わる感覚力を磨き

・経穴(ツボ)や経絡(内臓が反射するライン)

という事を繰り返し、
経験値として残し、各患者さんのデータを蓄積することに、施術者として成長があると考えています。

この記事を書いた人

濱崎 秀範
アドバンスドボディ代表
・一般社団法人心身健康研究所代表理事
・トータルバランスアプローチ創案者
・世界健康長寿学会正会員
・NPOユニバーサルスポーツ
イベントコーディネーター
(障害者を含むスポーツイベント企画)

2016年03月16日 | Posted in blog, からだ, 独自手技_骨格調整 | タグ: Comments Closed 

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