桂歌助一笑会7月28日。落語家はアイスブレイクのプロ!
ウィキペディアでは本題を話す前に、場を和ませたりすることをアイスブレイクと説明されています。
アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法。集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、そこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるよう働きかける技術を指す。
アイスブレイクは自己紹介をしたり、簡単なゲームをしたりすることが多く、いくつかのワークやゲームの活動時間全体を指すこともある。「コミュニティビルディング(community building)」や「アイスブレイキング(ice breaking)」とも呼ばれている。 「アイスブレイク」という用語は、参加者の不安や緊張を氷にたとえ、その「硬い氷をこわす、溶かす」という意味を持っている。
出典:ウィキペディア
記事が遅くなってしまいましたが先月、桂歌助さんの一笑会に行ってきました。
何回か参加させていただくようになっていますが、まだまだ落語は素人です。この一笑会は歌助さんファンの方がたくさんいらっしゃって、上野広小路亭ではよく拝見する方もいらっしゃるわけです。
いつものように、落語は生で見るほうが断然いいのでポイントだけ書いていきますね。
さて今回は、
前座 春雨や晴太
・数字には縁起がいい数字がある
・数字の意味合い
・歴史を数字にかけて8をベースに話が進んでいきます
真打 桂歌助
縄文さん
・師匠にいわれて、万金丹はお蔵入りしていた
・2日前、歌丸師匠が腸閉塞ご入院なさった
・父親が考古学者で古墳を発掘したら、縄文人がでてきてその人と一緒に住むことになったというお話で、その人が縄文さん
・都会はビルだらけで、自然がいいだろうということで、キャンプにつれていったら、けっこう喜んで、狩りとかしちゃって馴染んでそこに住み着いたという話に進んでいきます
真打 立花円満
・5月に真打になったばかり
・上野の出身で、上野広小路亭の近くが母校と話していました
真打 桂歌助
万金丹
・東海道で落語をしている江戸から旅をしている男衆2人がひょんなことから寺の住職の代役をするという話
歌助さんの落語は一人一人の登場人物をとても丁寧に演じられていて、性格などが個性的に表現されています。だから、話の情景がありありとうかんで引き込まれるのでしょう。
まとめ
お客様や人前で話しをされる方は落語を見たほうがいいですね。回数を重ねて見るごとに、ここは落語家によって特徴的だなと思うのは、前ふりの話です。
落語家はすぐに噺を始めるのではなく、寄席の空気を十分温めてから入ります。お客さんの層や時代の世相をとりいれるのですねぇ。それも、客席をよく観察しながら話していらっしゃるようです。今回歌助さんはポケモンGOの話を差し込んでいらっしゃいました。ちょうど日本でリリースされたあたりでした。
普段講演やセミナーなどパブリックスピーキングの分野ではこれらのことをアイスブレイクと言ったりします。初対面の方や初診でいらっしゃる患者様はヒアリングの際、緊張していたりするので施術でとりいれてみたいと思います。
次回の桂歌助一笑会は8月25日(木)
場所:上野広小路亭
開始:18時30分
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