世の中は便利になったが決して人間が最強に進化したというわけではない


 

IT技術により便利な反面、一人でたくさんのタスクを同時進行が完璧にできるという錯覚

~こんな人はいませんか?~

★どうしても一人ですべてをこなしてしまいがち

★PCと同じスペックをめざしてしまう人


基本人間は一つのことしかできない


歴史の話で聖徳太子が、36人の話を聞いたとされていますが、実際はそれぞれに的確な応対したということで、記憶力がよかったのではという説があります。この話はけっこう、いろいろな説がありそれだけ天才だったという説で多く伝わっていますが記憶力がよかっただけで、すべて同時に答えることではなかったのですね。

 

イラスト:べっつ

~引用~
聖徳太子は、一度に何人もの話を同時に聞き、理解することができたと言われています。人々の請願を聞いていた太子は、10人以上もの人が一度に発した言葉を理解し、的確な答えを返したと言われています。『聖徳太子伝暦』によると、11歳のときには、36人の話を一度に聞くことができたと記されています。実際のところは、順番に話を聞いて、それぞれに的確な返事をしたものだと思われ、記憶力が優れていたと考えられます。

参考:http://www.jphistoryrd.com/nara/sho.html

 

 


人間はパソコンのような多機能か?


 

聖徳太子の話は昔、どなたも本や先生に聞いて、耳にしたことがあるのではないでしょうか、

IT機器とくに現代の仕事と切っても切り離せないPCは、マザーボードやハードディスクなど、
内部が壊れないかぎり延々と作業を続けることができます。

しかし、人間はプログラムで動いているわけではないのでそうもいきませんね。

PCの機能的にも、基盤の上やケースの中に扇風機のようなファンがあり、冷却装置の役目をしており、マザーボードを冷却しながら動いています。余裕をもって長時間機能し続ける仕組みで、挑んでいるわけです。

毎回、毎日の生活習慣をお聞きする、お仕事をしていますとスマホやPCなどのIT機器との付き合い、使い方が習慣的問題になっている方がとても多いです。

それがもとで、首や肩の緊張やこりに発展しているケースです。

このような症状をよく分析してみると、どちらか首が向きにくい方があり、
頸椎を一つずつ可動させてみると、動きにくい箇所がみうけられます。

※ボキボキと骨をならす方法ではありませんよ。

軽く調整すると可動域が広がり、首の動きも楽になるのですが、その調整とは別に生活習慣を見直すようお話ししています。

 


セルフケアより生活習慣の見直しを


イラスト:べっつ

どの分野もそうですが、方法は成熟していればいるほど、年数を重ねていればいるほど
多くてもいつも基本に立ち返り考えるときがきます。
首のセルフケアもたくさんありますが、セルフケアよりそのようにならないように

今の姿勢を見直すというセルフケアから始めたほうがよさそうですね。

 

参考:

マルチタスクが脳や仕事の効率に悪影響を与えている

 

集中力を極限まで高める方法!ポモドーロという考え方

 

この記事を書いた人

濱崎 秀範
アドバンスドボディ代表
・一般社団法人心身健康研究所代表理事
・トータルバランスアプローチ創案者
・世界健康長寿学会正会員
・NPOユニバーサルスポーツ
イベントコーディネーター
(障害者を含むスポーツイベント企画)

2017年08月30日 | Posted in blog, からだ | タグ: , Comments Closed 

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