Googleも導入している「マインドフルネス」って知ってますか?
グーグルも導入している「マインドフルネス」って知っていますか?
この方法は、MITマインドフルネスセンター所長のジョン・カバット・ジン教授が提唱ささていう方法です。
マインドフルネスとは、行為に置き換えられることもあれば、精神状態のことをいうこともあります。
ここでは、マインドフルネスということを私は「状態」ということでご紹介します。
昨今、グーグルが社内で導入したり、メディアでとりあげられているのは、実際に仕事の面や精神状態の面で、とても先端的な研究結果があるからです。
今回、記事としてとりあげることに「状態」ということでなぜ、お伝えしているかというとこの方法を使った、瞑想法や心理学的な思考の考え方と無数にあったからなんです。
マインドフルネス効果としては―
記憶力と学業成績を向上させる(心理学関連ブログ「PsyBlog」)。
この研究では、学生に注意力を鍛える訓練を行ったところ、集中力の向上(もしくは「上の空の状態」の減少)、短期記憶の向上といった効果が見られました。GRE(大学院進学適性試験)のような、対策が難しいとされる試験の成績すら良くなったそうです。減量や健康的な食生活に役立つ。
>マインドフルネスの考え方を食事に当てはめれば、五感をフルに使いながら、一噛み一噛みを意識してゆっくり食べることになります(米ハーバードメディカルスクール、米誌『Womens Health』)。この食べ方を実施した被験者たちのカロリー摂取量は、空腹時でさえ、対照グループに比べて低く抑えられました。意思決定能力を高める。
いくつかの実験によって、マインドフルネス瞑想を実施した人や、もともと性格的にマインドフルネスの状態に近い人は、「サンクコストの誤り」を免れているという相関関係が確認されました。サンクコストの誤りとは、それまでに費やした時間やエネルギーを惜しんで、先の見込みのない交際や仕事にしがみついてしまう傾向を言います(英国心理学会のブログ「BPS Research Digest」)。ストレスを減らし、慢性的な健康問題の改善を助ける。
20の実証研究を対象にしたメタ分析によって、マインドフルネスは、慢性疼痛、ガン、心臓病などの患者の心身の健康をいずれも改善させることが明らかになりました(専門誌『Journal of Psychosomatic Research』)。免疫力を高め、脳に好ましい変化をもたらす。
実験協力者に8週間にわたってマインドフルネス瞑想を指導し、その前後に脳の活動を測定した研究があります(専門誌『Psychosomatic Medicine』)。これまでにわかっているマインドフルネス瞑想の脳への効能が、すべてもたらされる。集中力や創造性の向上、不安やうつ病の軽減、人を思いやる心の向上など…。ここに挙げたのはほんの一例です。
出典:lifehacker
マインドフルネスのやり方
調べてみると、この状態になる方法は考え方やとらえ方がある分、実践する方法はたくさんあります。本や、ウェブ上を検索してみるといろいろな著者やウェブサイトがあるからです。ここは、アドバンスドボディでよくお話している方法をお話します。
大きく分けてこの状態をつくることを3つの状態に分類しました。
1、身体への意識
2、精神の環境つくり
3、呼吸への意識
この3つです。
1、身体への意識
まず身体の専門から考察するのですが、仕事で忙しいほとんどの方が「頭」が忙しいです。
仕事のこと、プライベートな事、新しい考えが入ってきても、頭が忙しくそれを
組み合わせたり、つなげたりと、創造する能力が落ちてしまってます。
まずは、自分の身体に意識を戻すために「自分の心臓」に手をあててみましょう。
自分の左の胸に手をあてて鼓動を手で感じましょう。
もし手で鼓動を感じられない場合は―
両手を軽く当たるか当たらないかの軽いタッチでこすってみましょう。手の感度が増します。
鼓動を手に感じられたら、目をつぶってしばらく鼓動の数を数えてみてください。
この鼓動があなた自身の生きているという証です。あなたが動かそうとしなくても自律的に動いています。
2、精神の環境つくり
静かな環境をつくってください。音や光が強くないほうがいいです。
言葉が潜在意識を創造しています。ネガティブな言葉のイメージではなく、ポジティブな言葉を心のなかで自分になげかけます。
3、呼吸への意識
鼓動を感じたら、次は丹田の位置を確認します。丹田は3つあり
上丹田、中丹田、下丹田とありますが、下丹田を使います。
下丹田は、だいたい「へそ」の少ししたのあたり、身体の真ん中あたりを意識します。
その位置を意識しながら、ここで呼吸なのですが、呼吸法もいろいろな方法がありますが
複式呼吸はその行為を意識するあまり、精神に集中がしずらいと考えてます
なので、呼吸は普通の方法でやります。
息を吸うと同時に、つま先、足、すね、膝、お腹、胸、首、頭、
このように、「新しい氣」がコップに水をそそぐように身体の中にはいってくるようなイメージで。
次は身体の中から、不快なことやストレスに感じることがでていくように、
頭、首、胸、お腹、膝、すね、足、つま先と、身体の中から出ていくように。
注意したいのは、不快なことやストレスと感じることに焦点を当てず、俯瞰(一歩引いて)見るということです。この状態になっているときは、自分自身に意識を持っていく時間です。
例えるなら―
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川が流れています。
流れの中央に岩があります。
それは自分自身です
流れは岩に当たりますが、かすめていくだけでこの岩はびくともしません。
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このようなイメージで呼吸をします。
inputから上質なoutputへ
この状態を調べていくうちに、「inputから上質なoutputをするための方法」ではないかと感じました。現代社会は、スマホやPCを通じ、さまざまな情報がたくさん入ってきます。情報を早くキャッチし実生活に活かせるという反面、逆を言うといらない情報という「ノイズ」も入ってくるわけです。
この「状態」に集中することにより、より自分の感性、感覚、に集中することにより、新しいアイディアがでたり、考え方のヒントになったりするということでしょう。
あふれる情報も、その断片をつなぎあわせて形にできるのが人間の能力であることを、このマインドフルネスということを調べていて思いました。人間は顕在意識の他に、「潜在意識」があります。潜在意識は意識的にかんがえていることでなく無意識に考えていることをさします。
人それぞれが個性があるように、この方法を使いその人のこれまで潜在的に培ってきた。つまり、瞑想など自分自身本来の精神的な潜在意識にアクセスし、新しいことを創造するための手段だということです。
固定観念にしばられないということでしょうか。
なにごとも万人には共通してあわないということも出てきます。次回はマインドフルネスのデメリット.があった事例に着目します。
この記事を書いた人
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アドバンスドボディ代表
・一般社団法人心身健康研究所代表理事
・トータルバランスアプローチ創案者
・世界健康長寿学会正会員
・NPOユニバーサルスポーツ
イベントコーディネーター
(障害者を含むスポーツイベント企画)
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