酔っ払ってフラフラな次の日は、肝臓のツボを。


 

それが―。
「肝心(かんじん)なんだよ!」

なんて人に言ったことはないですか?
昔から言葉にある「肝心要」というものがあります。その意味は、

 

かん‐じん【肝心/肝腎】 [名・形動]《肝臓と心臓や腎臓は、人体にとって欠くことのできないものであるところから》最も重要なこと。また、そのさま。肝要。「―な話」「慎重に対処することが―だ」
類語 重要(じゅうよう) 大事(だいじ) 大切(たいせつ) 肝要(かんよう) 
かんじんかなめ【肝心要】[名・形動]《「肝心」をさらに強めた語》非常に大切なこと。また、そのさま。「―な(の)時にいないなんて」

goo辞書より


肝機能に効くツボ!


 

この言葉のなかにもあります人間にとって
とても大事な臓器、「肝臓」についてお話します。

肝臓の疲れを改善させるツボとして
古来からある東洋医学には「肝愈」(かんゆ)と言って用います。

あなたがいくら盛り上がってお酒をたくさん飲んで、

フラフラになっていても。デザートバイキングで
甘いもの食べすぎても、肝臓は私たちの指示なしに、
いろいろな働きをしてくれています。

まずは肝臓の位置は、


人間の体の右肋骨あたりに位置しています。

 


まずは肝臓の働きをさらっと説明


 

■栄養素を貯蔵
・食事をする⇒腸で栄養分を吸収された血液⇒肝臓に貯えられる

■解毒(げどく)
・有害物質、アルコール、薬、アンモニアなどを分解する解読作用・胆汁がつくられ胆嚢に送られる。胆汁は十二指腸に送られ⇒腸内の運動促進、脂質性ビタミンの消化や吸収を助ける

■代謝作用

血液と一緒に運ばれてきた栄養素を約500種類以上の物質につくり変える⇒つくりかえた物質は血中や臓器に送られる

食べた炭水化物⇒ぶどう糖⇒全身の送られる⇒また、グリコーゲンとして貯蔵し必要におおじて血液中におくる。
タンパク質⇒腸内でアミノ酸⇒肝臓(タンパク質に作りかえる)

さらっと説明してもこれだけの働きをしています。
それでは、自分でもできるツボの場所と説明です。

 


肝臓のツボはなにに効く?


 

【肝兪(かんゆ)】

  肝臓疾患の治療に使われ、肝臓は外部から体内に進入した毒を解毒する働きがあるため、肝臓の位置にある肝兪は解毒の特効ツボとしても知られています。肝機能関連では「目」とも関連が深いため、目の疲れや目の病気にも効能があると言われている。

[そのほかの肝愈の効能]

乗り物酔い、二日酔い、立ちくらみ、胸膜炎や腰痛、虚弱体質、糖尿病、不眠、てんかん、肋間神経痛、こむら返り

 


実は肝臓にだけ効くのではない「肝愈」


 

上記を見てもわかるとおり、実は肝臓はいろいろな働きをしており、すい臓とも関連があるのでよく最近では耳にする糖尿病や胃、目、人間がもっているスタミナとも関連性があるんです!

つぼの位置は胸椎の9番10番のあたり、自分でやる場合は温めたり、押したりして刺激をします。なかなか場所的にやりずらいので、ドライヤーで温めたり、家にいる人に押してもらったりして刺激を与えてください。

※あまり強い刺激ではなく軽く

 


骨格から見た肝愈は


 

 ヨガやストレッチなどに覚えがある方はこの場所が動くようなポーズをとったり、ストレッチをして刺激をすることが可能です。それというのも、ツボは骨格、身体の関節は神経分布と関連性があり、「脊椎」付近に内臓につながる神経があり、さらに東洋医学で言われているツボがその場所にあるからなのですね。具体的には、骨格を調整することでツボに刺激を与えるという理論をT、B、A、理論(トータルバランスアプローチ理論)と言います。

ここからは骨格調整での肝愈の用いた施術方法です。
本来ならば、一部分のツボをとります。それがだいたい胸椎の9番10番あたりなのですが。

人間の脊椎は上からしたまで、一つ一つ「堆(つい)」になっています。これは関節なんです。ということは、脊椎の一つが動きが悪いということは、実は部分的な問題ではなく確実にこの番手を起点として「上の胸椎」、「下の腰椎」もこの部位が硬くなったり動きが悪くなるという影響を受けているのです。

 


骨格の変位から肝機能が疲れている人の特徴


・肝機能の疲れがある人は、とくに右肩や肩甲骨まわり、右首が硬くてまわしにくい。

・左右の鎖骨、肋骨を比べると、右側が左側にくらべて動きが悪く、右肋骨の下の方がきりきり痛くなりやすい。

・右手首や肘の動きが悪いまたは痛みが出ているケースもある

※交通事故や手術などの構造的変位は除く

 


酔ってふらふらになった次の日以外でも使いたい!肝臓のツボ肝愈(かんゆ)まとめ


臓器にまつわるツボは逆を言えばそのツボの場所に反応がでます。それは重くなったり、硬くなったり、痛みが出たり、その場所に適切な刺激(温める、押すなど)することにより、内蔵に反射し滞りを治すことができる。
肝機能が疲れる特徴として、ストレスや過労、アルコール、糖分も現代社会では要因であります。

生活習慣、食習慣、運動などで予防と改善ができますので少しずつ生活のなかに取り入れていきましょう。

 


追記:肝臓によいおススメつまみ


2017年11月19日-

ここで、グループ店の麻布リバースの記事から肝臓に良い
おつまみの紹介です。

 

それは一にも二にも高たんぱく・高ビタミンの食材です。

なぜなら、肝臓本体やアルコールを分解する酵素、有害物質と戦う
免疫物質など肝臓の中で最も重要な働きをする成分はたんぱく質で
出来ているからです。
たんぱく質をより多く身体に摂り入れることで
肝臓の働きを促進することができ、アルコールを分解する機能も
活性化することが出来ます。
そして、ビタミンは飲酒する時だけではなく、私達の命を維持するために
欠かせない成分です。
肝臓の代謝機能を促進するためにも必要な成分なんです。
また、ビタミンCは悪酔いや二日酔いを予防する働きもあります。
ビタミンは体内で作ることが出来ますが、足りない分はやはり
食べ物から身体に摂り入れなければなりません。
普段から不足しないようにしておく必要がありますね!
では、ここからおススメのおつまみです。

 

まず、必ず食べて頂きたいのが枝豆

枝豆にはビタミンAやCだけでなく良質のたんぱく質、レシチン
サポニンなどが豊富に含まれていて脂肪肝や脂肪の酸化を予防します。

特に煙草を吸う方は、お酒を飲むとどうしても煙草の本数が
増えてしまいますよね。

ビタミンCは身体に入ったニコチンを無害化するために大量に
消費されてしまうためビタミンCの豊富なおつまみを食べることで
喫煙によって失った分を補給することが出来ます。

その他には

1.ナッツ類

アーモンド等のナッツ類にはビタミンEが
豊富に含まれています。
ビタミンEには過酸化脂質を分解する働きが
あるので肝機能の低下を防いでくれます。

 

おススメの居酒屋メニュー ミックスナッツ
ゴマ豆腐やピーナッツ豆腐、よくウィスキーや
ブランデーにチョコレートが合うといいますが
ナッツの蜂蜜漬けも合いそうですね。

 

2.豆腐や納豆等の大豆製品

動物性たんぱく質に比べて
植物性たんぱく質には必須アミノ酸が豊富に
含まれいるので、肝機能の低下を防いでくれます。

 

おススメ居酒屋メニュー 冷奴・湯豆腐・豆腐サラダ
枝豆などなど

 

3.マグロ・イカ・アサリ等の魚介類

魚介類には肝機能の低下を防ぐ
タウリンが豊富に含まれています。

タウリンは野菜には含まれていない
アミノ酸の一種なので、お酒のおつまみに
は何か一つは加えたいものです。

魚の部位では、血合いの部分に豊富に含まれているので
煮魚などを食べるときには残さずに食べるようにしましょう。

おススメの居酒屋メニュー 2と3を合わせた、マグロやイカの納豆和え
他には、マグロの山かけ・アサリの酒蒸し・冬場なら牡蠣鍋・飲酒後の
しじみ汁やアサリの味噌汁など

4.野菜・海草

肝臓機能を促す成分にはビタミンやミネラル
も大切です。

野菜や海草にはビタミン・ミナラル類が多く
含まれているので煮物やサラダ、和え物など
はおつまみにとり入れたいものです。

おススメ居酒屋メユー 野菜の煮物・生野菜や
海草サラダ・胡麻和え・酢の物・お浸しなど

5.チーズ

お酒のときには、結構脂っこいものがほしくなり
ますよねでも、なるべくなら控えたいものです。

その代わりにチーズがおススメ、チーズには
良質なタンパク質が含まれているので、揚げ物の
ように脂は多くありませんが、おつまみとしては
おススメです。
但し、食べ過ぎないようにして下さい。

おススメの居酒屋メニュー カプレーゼ・チーズの盛り合わせなど

 

6.水

おつまみではありませんが、お酒を飲む前
飲んでる最中、飲んだ後には必ず水を飲むように
しましょう。

お酒(アルコール)は、胃と腸で分解され肝臓へ
肝臓でアルコールは、アセトアルデヒドを作り⇒
酢酸を分解⇒水と二酸化炭素に分解⇒体外へ。

許容範囲の飲酒ならこれでOKですが、その範囲を超えてしまうと毒性のある
アセトアルデヒドが分解されずに血中に残ってしまいます。

これが二日酔いなんです。

アセトアルデヒドの分解能力には個人差がありますから
自分の飲める範囲を考えての飲酒をしましょう。

でも、たまには自分の許容範囲を超えてしまうこともあります
その時には飲酒時や飲酒後に水を多く飲むようすれば、代謝を活性化し
血中のアセトアルデヒドの濃度を薄め、体外に排出してくれるので
二日酔いなるリスクが減ります。

参照:麻布リバース_肝臓によいオススメおつまみ

 

 

 

 

この記事を書いた人

アドバンスドボディ
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独自の理論手技であるまったく痛くなく、骨格を調整する「不調改善」から、女性のお顔を土台の骨から調整する「小顔・整顔調整」、顎が痛い、疲れると口が開かない、矯正中の頭痛や口の開閉しずらさなど、しっかりとした技術の土台から快適な毎日のお手伝いをします。

2016年05月16日 | Posted in blog, からだ, ツボ | タグ: , Comments Closed 

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